上尾市図書館ではA日程に引き続き、8月21日(月曜)に上尾市図書館 市民ワークショップ(B日程・1日目)を実施しました。参加者と共に、図書館の現状や課題についての講義やフィールドワーク(館内巡回)、グループワークを経て、意見交流やこれからの図書館について一緒に考えました。
図書館長から、これからの図書館の方針や、今回の市民ワークショップの位置づけなどについてお話ししました。
各グループごとに自己紹介を兼ねて『思い出の図書館』をテーマに語り合いました。
参加者の方々のテーブルから、拍手や図書館のイベントに参加した際の思い出なども聞こえてきて、和やかな雰囲気となりました。
講義では、『図書館のサービス』、『図書館の現状と課題』、『上尾市が考えられる3案の更新手法の整理』、『モニタリング調査結果』の4つの項目について、情報発信・共有を行い、図書館に対する理解を深めていただきました。
続くフィールドワークでは、利用者の方々が普段は立ち入れない地下や設備をご案内し、説明を交えながら視覚的に図書館の現状について知っていただきました。
まずは、現在の図書館に存在する設備やスペースについて検討しました。各グループでそれらのスペースが必要か否か、足りているか否か等、活発な意見交換が行われました。
グループワーク(1)で検討したところ、両グループに共通して、調査研究コーナー、学習コーナーが現状の図書館では不足しているため、更新する時には、スペース・設備の拡充を図っていくべきとの意見がありました。
続いて、現在の本館には無い、他市町村の図書館の設備やスペースの事例を紹介しました。
次に、現在の図書館には無い設備・スペース・サービスについて検討しました。「こういった設備があったら良い図書館になるのではないか」など、各グループで意見を交わす中で、アイデアを出し合い、これからの上尾市図書館にはどのような設備やサービスが必要かを検討しました。
グループワーク(2)では、両グループに共通して、ベビールーム、飲食コーナー・カフェ、グループワークスペース、自動貸出機が、現状の図書館では不足しているため、更新にあたっては、スペース・設備の拡充を図っていくべきとの意見がありました。
皆さまへ次回予告と今回の市民ワークショップのアンケートをお願いし、たくさんの貴重なアイデアやご意見をいただきました。